このページでは、Clipping Magic で背景を取り除くために知る必要のあるすべてを学ぶことができます。 以下のビデオは、簡単な背景除去と画像のダウンロードの簡単な実例です。 その下には、Clipping Magic の基本的な機能の段階を追ったチュートリアルがあり、その次にはよくある問題とそれらを簡単に回避する方法が述べられています。
以下のチュートリアルでは、オフィス用フレグランスディフューザーの写真から背景を削除します。 このチュートリアルの記述を読み進めるか、エディターでこの画像を実際に試すことができます。 View Example In Editor »
例の編集結果は以下のチュートリアルと若干異なります。
緑のツール を使って、前景の一部をマークします。
元 + マーク
結果
マークが前景の中に十分収まるようにして、マークし過ぎないようにしてください。
赤ツール を使って背景の一部をマークします。
元 + マーク
結果
マークが背景の中に十分収まるようにして、マークし過ぎないようにしてください。
ズームインして結果を点検し、必要に応じてタッチアップマークを施します。 問題のあるエッジには、スカルペルをご使用ください。境界をまたぐマークは消去してください。
元 + マーク
結果
いつでも残念な編集は元に戻すことができ、あるいは編集 > クリアですべてのマークを消去して初めからやり直すことができます。
ドロップシャドウ、色調整、結果のトリミング、背景色の変更などの仕上げ処理を加えることにより、結果に味付けします。仕上げ処理チュートリアルでこれらの追加や変更について学んでください。
また、エッジの処理、滑らかさの変更、フェザリング、オフセットなどを調整することもできます。これらの使い方をエッジの微調整チュートリアルで学んでください。
元 + マーク
結果
マークしたものは、完全に結果に残るか、完全に除去されるかのいずれかです。 したがって、線の外側にはみ出さないことが重要です。はみ出したら結果は間違いなくおかしくなります。
マーキングの規則 |
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緑 | = | 100% 前景 | = | 結果に 必ず完全に残る |
赤 | = | 100% 背景 | = | 結果から 必ず完全に除去 |
黄色 | = | 1~99% 前景 | = | 一部透明に処理。 ヘアチュートリアルを参照 |
マークなし | = | アルゴリズムが判断 | = | アルゴリズムが正確にエッジを判断できるよう、スペースを空けます |
赤および緑のマークは互いに決して接触させてはなりません |
クリッピング中に間違った場合は、3 つの簡単な修正方法があります。消去、元に戻す、追加です。 消去ツールを使用して問題を起こしている可能性の高いマークを消します。 元に戻す矢印を使用して最後に加えたいくつかのマークに対応します(あるいは、すべてのマークをクリアして完全に初めから開始します)。 最後に、さらに赤と緑のマーカーポイントを追加して、より詳細なクリッピングの指示を出します。
画像をクリップする最も簡単な方法は、赤 と 緑 を交互に繰り返し、アルゴリズムにより多くのマークが必要なののはどこかとのフィードバックを示させることです。
スペースバー を使用して および を交互に切り替えます
アルゴリズムにエッジを正確に認識させるには、スペースを空けてください。 良好な結果を生むには、赤および緑のマークは互いに決して接触させてはなりません。 境界の細部の制御には、 スカルペル を使用します。
Clipping Magic では、前景全体を埋めることは必要ありません。 このツールは、マークが控え目の方が良好な結果を生みます
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元 + マーク
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結果
「規則」の表で説明したように、緑のマーカーが記された画像は前景に含められ、そうでないものは背景に含められます。 したがって、前景に赤をマークしたり、その逆をすることは常に間違った結果を生みます。 注意深くマークし、境界をまたぐマークは消去するようお奨めします。
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元 + マーク
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結果
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元 + マーク
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結果
ときに、背景の一部が前景の中に含まれることがあります。 その部分は、一つずつマークしなければなりません。
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元 + マーク
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結果
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元 + マーク
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結果